変化の多い時期を軽やかに乗り越えるには
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
3月は年度終わり、4月は年度始まりで、繁忙期という方も多いのではないでしょうか。
学生の方にとっても、3・4月は変化の時期です。
就職や進学等で環境そのものががらっと変わる方はもちろんですが、学年が変わるだけでも細々とした変化にさらされます。
特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、卒業式や修了式もなく終わった学校も多いと思います。
最高学年だった児童・学生は、涙をのんだ方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
「変化」は、良くも悪くも刺激となります。
心身に余裕がなくなるほど、変化は重い負担となり得ます。
まだ起きていないこと、自分の想像でしかないことで不安や心配をつのらせてしまうと、それだけで心の余力はゴリゴリと削られてしまいます。
新しい変化や多忙な状況が避けられないものであればなおさら、なるべく自分を心地よい状態にキープするように心がけてみてください。
全部をうまくやろうとしない、完璧を目指さないのも心の余裕を保つコツです。
6割できれば上々、全部は無理でもここだけ完璧にできればOK！等、ハードルをいつもよりぐっと低めに設定してみましょう。
初めてのことや、たくさんのことを同時並行で進めなければならないような状況で、すべてをうまくこなそうとすることはそもそも非常に難易度が高いものです。
それは、心身がベストな状態にあってはじめて目指すことができるゴールです。
多くの変化や多忙な状況をよりうまく乗り越えたいと思うのなら、まずは自分をなるべく良い状態に保つことが肝心です。
今年は特に、新型ウイルスの流行もあって、通常とは異なる対応も迫られています。
年度の切り替わりを目前に、まずは自分自身を丁寧に労り、心身の調子を整えることを意識してあげてください。
自分だけではうまく調子を整えられないなと感じられる方は、スポット的にカウンセリング等を活用してみるのも手です。
変化の多い3・4月を、少しでも軽やかに乗り越えられますように。
かしこ
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