下手の考え休むに如かず
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
つい先日年が明けたと思ったら、早くも半月が過ぎました。
先週末は成人の日もあり三連休でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか?
成人の日に合わせて「成人」に関連して記事を書いていたのですが、なかなか上手く考えと言葉がまとまりませんでした。
そうして書きかけたまま下書き保存してある記事がだいぶ増えてきました。
タイトルの「下手の考え休むに如かず」ということわざ、よく聞くのは「下手の考え休むに似たり」の方かもしれません。
どちらも似たような意味ですが、前者は「下手な人が何かを考えるよりも休んだ方が良い」という意味で、後者は「よい考えも浮かばないのに長く考え込むのは何の役にも立たず、時間の無駄だということ」だそうです。
実際に「下手」かどうかは別として、考えがまとまらなかったり、右往左往してしまって、頭が煮詰まるような状況を、誰しも一つや二つ思い出せるのではないでしょうか。
どうにかしなきゃいけないことは分かっていてもよい方法が思いつかなかったり、
いくら考えても結論を出せなかったり、
同じ思考過程を何度もぐるぐるするばかりで、頭だけがどんどんオーバーヒートしていくような状況…
そうした体験を自分の記憶の中から見つけることは、もしかしたらそれほど難しくないかもしれません。
どうにかしようと一生懸命になっているのを「時間の無駄」と断じるのは、合理的に考えるとそうなのかもしれませんが、個人的には必ずしも「無駄」とは限らないと思っています。
答えを誰かに示してもらうよりも、自分でああでもないこうでもないと試行錯誤したものの方が、後々まで残る記憶として身につきやすいからです。
しかし、煮詰まっていればいるほど、視野が狭くなることも事実です。
煮詰まっている状況から一度距離をとり、頭をクールダウンすることで、別の選択肢を思いつくこともあります。
「休むに如かず(休んだ方が良い)」というのは、昔の人の経験則からできた表現なのかもしれないですね。
実はついさっき、一度これならいいかと思うところまで記事を書き上げたのですが、操作ミスで書いたものがなくなってしまい、数時間が泡と消えたところです…。
なかなか書きたいことがまとまらず、ようやく書き上げたものも消えてしまい、それでもアップする日は問答無用に近づいてくる…。
いいアイディアも浮かばない上、焦りと悔しさでヒートアップしていくばかり。
こういう時に無理に書こうとしても、いいものは書けないものです。
苦肉の策で、書き出したけれどまとめきれずに下書きに保存していた記事を活用することにしました。
自分でも納得できる形でうまくいくことばかりではありませんが、拙いながらも今年も記事を書き続けていきたいと思います。
あたたかい目でお付き合いいただければさいわいです。
あらあらかしこ
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