優先順位、まちがえていませんか?
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
自分にかかわるさまざまなもの、こと。
その中で、自分にとって大切なもの、大切なものたちの中でも重要度の高いものと低いものがあると思います。
ためしに大切なものをいくつでも思いつくだけ書き出してみてください。
自分の人生に欠かせないもの、
絶対に近くにあってほしいもの、
大切で愛おしいと思えるもの、
全身全霊をかけて注力したいもの、etc., etc. ...
大切さの度合いは問いませんので、思いつくままに書き出してみましょう。
書き出したすべての自分にとって大切なもの、価値のあるもの。
それらすべてについて、自分にとっての重要度、大切さの度合いによって順位づけしてみてください。
最も大切で欠かすことのできないと思うものを一位として、可能な限り同率を作らずに順位づけしていきます。
分かりづらかったら、一つひとつふせんに書き出して、順位通りにふせんを並びかえると見た目に分かりやすく作業もしやすくなります。
種類によって色分けしたりすると、より分かりやすくなります。
納得のいく順位づけはできたでしょうか?
頭で納得がいくというよりは、自分の直感やなんとなくの感覚でしっくりくる順位の方が、正直な自分の気持ちを反映したものになるようです。
ためしにいくつか順位を入れかえてみたりして、心にしっくりくる順位を見つけてみてください。
これは、私がNLPの講座で学んだ「value & criteria」というワークの簡易版になります。
あなたにとって大切なものが、あなたにとって一番納得のいく順位で並んでいるでしょうか?
できあがったランキングをながめながら、ご自身の普段の生活をふり返ってみてください。
ランキングの上位にあるものを、しっかりと大切にできているでしょうか?
頭では大切だと思っていながら、実際の生活の中ではないがしろにしてしまっているものはないでしょうか?
ランキングにすら入っていない物事に対して、時間や労力を費やしすぎてはいないでしょうか?
大切だと思っているものを、きちんと大切にできているでしょうか?
目の前に次々と現れるタスクを打ち返すことに必死になっているうちに、大切なはずのものを後回し後回しにしてしまうことも少なくありません。
その「後」がいつまでも来ないうちに、大切なはずだったのに遠くなってしまうことも珍しいことではないのです。
大切なものはいつも自分の心の中にあって、大切に思う気持ちは変わらないので、自分ではいつも十分に大切にしているように感じられるかもしれません。
しかし、「大切にする」ということは、「する」という動詞がつくように、行為を伴ってはじめて大切にしていると言えるのです。
自分にとって大切なもの、価値あるものをきちんと大切にできているか、折にふれふり返ってみると気づくことがあるかもしれません。
かしこ
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