自分の「好き」に敏感に気づく

こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。

あなたは、自分が何を好きか知っていますか?

自己紹介をすることがあると、好きな食べ物や好きな映画、好きな本、といった、自分の好きなものを紹介することがあるかもしれません。
でも、そういうタイミングでもなければ、あらたまって「自分が何を好きなのか?」を考えることというのは、あまりないのではないでしょうか。
自己紹介で挙げる「好き」も、話題になりそうなものだったり、受け入れられやすそうなものを挙げがちかもしれません。

自分の「好き」の感覚は、それが細やかな心のひだに触れるものであればあるほど、ひとことでは言い表せないように思います。
単に好きな食べ物や好きな映画、好きな本であれば、名詞を挙げれば済んでしまいますが、それのどんなところを「好き」と感じているのか、突きつめて考えてみると、ひとことでは到底おさまらない自分だけの「好き」ポイントが浮かんでくるのではないでしょうか。

たとえば、わたしは食べ物の中で一番桃が好きなのですが、
桃の甘い香り、ひと口丸かじりした時の繊細な甘い味とジューシーさ、喜び、満足感など、
他のどんな食べ物を食べた時よりも際立っておいしくうれしく感じて「好きだなぁ」と思うのです。

強く明確に自覚できる「好き」よりも、なんとなく感じられる「好き」で日常はあふれています。
自分で明確に自覚しているものではないため、ふとした時に「なんとなくいい気分」になって、そのまま過ぎていってしまうのです。

日常の中にあふれる「なんとなく心地いい」、「なんとなくうれしい」、「なんとなく楽しい」、「なんとなく好き」。
こうした自分の微妙で繊細な「好き」に気づけると、自分のしあわせな瞬間を増やすことができます。
心がネガティブな方に傾きそうになった時こそ、ささやかな「好き」に注目してみてください。
自分の好きポイントを知って、こころの健康をキープしましょう!

かしこ

- SORAIRO -

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