自分と外界とのバランス
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
明日で年が明けてから丸一ヶ月が経ちますね。
2020年最初のひと月はどんな風に過ごされたでしょうか?
個人的にはゆっくりと過ごしたい気分だったのですが、なかなかそれがままならずに過ぎた一ヶ月でした。
力を入れたい場所と抜きたい場所のバランスが難しくなってしまっているので、早いうちに立て直したいところです。
バランスがうまくとれていない兆候は、心身の状態はもちろん普段の行動にも表れてきます。
不注意が増えて、ミスや物忘れが増えたり、物を落としたり壊したりといったことが出てきます。
そうした不注意の数々が、急いでいたから、慌てていたからだけが理由とは限りません。
小さなことまで細やかに気を配るだけの余力が削られるほど、バランスを崩している場合もあるのです。
もちろん、バランスが崩れてくると心身にも兆候が表れてきます。
物事を億劫に感じたり、疲労感がとれなかったり、ぐっすり眠れなかったり、風邪のような体調不良が続いたり、etc., etc....
思考はごまかせますが、心と身体は正直に反応します。
嫌なことを我慢すれば心に負荷が積もり、無理を押して動くと身体に負債が積み重なります。
自分を生かすか殺すか、そのバランスは自分でとるしかありません。
誰もわざわざ自分を殺す選択をしたいとは思っていないでしょう。
しかし、気がつくと自分が負荷をおい、負債を積み上げる方を選択していることが多いのも現実ではないでしょうか。
自分の目に映るのは、自分自身ではなく周りにいる他者であるために、選択の基準が自分自身ではなく目に見える他者の都合に寄っていってしまうのかもしれません。
バランスが崩れていると分かってはいても、自分だけではなかなか立て直せないということもあるかもしれません。
現在の状況から少しずつ自分を生かす方へとバランスを戻していくために何ができるか、カウンセリングで話しながら見つけていくこともできます。
自分の考えを思いつくままに書き出して、自分の状態や願望を客観的にふり返り整理することもできます。
カウンセラーに手伝ってもらいながらやることもできますし、自分で浮かんでくる思考を取捨選択せずに書き出し、書き出したものを見直すだけでも気づくことがあるでしょう。
何よりも、まずは自分の状態に気づくことからはじまります。
無理をしている、バランスを崩していると感じられたら、前述したような兆候に気づかれたら、できることから心身の余力を蓄えることのできる方を選択するようにしてみてください。
身を粉にし、寿命を削るようなやり方しか知らないから想像もつかないだけで、自分も周りも十分な余力に満ちるやり方を実現できた時には、相乗効果で寿命が伸びるなんてことも夢物語ではないかもしれないですね。
あらあらかしこ
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