考えたり判断するにも体力が必要

こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。

「身体が資本」とよく言われますが、身体を動かさないいわゆる頭脳労働とよばれる動きにも、身体の調子が密接に関係しています。
何かを感じたり、考えたり、判断したりといった活動は、表立って身体を大きく動かす必要のないものです。
しかし、疲れていたり、病気になっていたり、ケガをしていたり、身体に何らかの不調を抱えていると、そうした活動も元気な時と比べて精度が悪くなる傾向があります。

物事の捉え方がネガティブな方へ偏りがちになったり、
うまく思考がまとまらなくなったり、
何かを判断することが億劫になったり、
逆に考えることが面倒で早計に判断を下してしまったり etc., etc.…

しかし、身体の調子がいつもより悪いことに気がついていても、それによって自分の思考や判断が影響を受けているとはなかなか気づかないものです。
具合が悪かったり疲れているのは身体だけで、頭はいつもと同じように働いていると感じてしまうのです。

NLPでは、ニュートラルな状態にあってはじめて最良の選択ができるとしています。
心理療法でも、面接をはじめる時に、治療中は大きな決断はしないようにとクライアントさんにお話しします。
心身ともに健康な状態にあってはじめて、物事を偏りなく受け取り、適切な判断を下すことができるのです。

重要な判断を下す時、何か決定的な行動を起こそうとする時こそ、自分が心身ともに健康な状態であるかどうかをしっかりと確認してあげてください。

あらあらかしこ

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