新しい刺激は自分の中の新しい側面を活性化する
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
学生の皆さまも、今週から新年度、新生活がはじまった方も多いのではないでしょうか。
スタートが得意な方もいれば、立ち上がりはのんびりという方、新しいことは苦手という方もいらっしゃると思います。
周りを見ると、みんなはそれなりに上手くやっているように見えて、自分だけ思ったように上手くできないように感じられることがあるかもしれません。
誰しも向き不向き、得意不得意があって、上手くできる場面もあればそうでないこともあります。
傍からは上手くやっているように見える周りの人たちも、本人の実感としてはそれほどスマートに上手くやれているわけではないかもしれません。
人は、鏡を使わなければ、自分の目で自分自身を見ることはできないので、視界に入る周りの人のことの方がよく見えてしまいます。
しかし、人のことばかり見て、気にしてばかりいると、自分のことを見失ってしまうかもしれません。
新しい環境、新しい状況、新しい変化にさらされている時は、これまでの日常とは異なる刺激を受けて、適応するために感覚が研ぎ澄まされ、自分の中の新しい側面が活性化されます。
刺激の少ない時には分からなかった、自分の苦手やストレスを感じるポイント、気づかなかった得意なこと等に気づくことのできる、貴重なチャンスでもあります。
周りではなく、自分自身に目を向けて、丁寧にケアしてあげたいタイミングです。
たくさんの新しい刺激に、ストレスや負担を感じることも多い時期。
周りの姿や声よりも、ご自身が何を感じ、何を思うのかの方にアンテナを向けて、新しい環境に居心地のいい居場所を作っていきたいですね。
かしこ
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